かきたまじる

駅メモ・リヴリー・ノベルゲームが好き

フエラムネ

牛乳が欲しいので帰る道すがらコンビニに寄りました。私は牛乳が欲しいからコンビニに寄ったのだけど、一番に見に行くのはお菓子コーナーです。ここでお菓子のパッケージを見て楽しんだり、「なめこの山」が置いてないことにがっかりしたり、お菓子買いたい欲求と戦ったりするのです。とりあえず○っぱいグミとかいうお菓子の名前を勝手におっぱいグミと脳内補完した自分殴りたい。(○の部分が隠れていて見えなかった。すっぱいグミと書いてあった)いつもはお菓子買いたい戦争に勝利してから目当ての牛乳のところへ行きますが、今日は違いました。
つい最近のことです。喉が乾いて乾いてしょうがなかった私の目の前でラムネを美味しそうにごくごく飲む人がいました。ラムネを飲み終わったその人は中のビー玉をとってもらうために他の人を呼びました。とにかく私にとって、普段そんなにくびくび飲まないが憧れる飲み物がいくつかあります。その一つがラムネです。しゅわしゅわしてそうで冷たそうな青色、もうとにかくラムネの全てが私を虜にしてるのです。しかし自販機でラムネソーダを買った時の失敗は忘れませんが…。
まあそんな思い出が脳裏をよぎったわけです。フエラムネを見た瞬間。別に普通のラムネでも良かったんですけど、フエラムネにはさらに私を惹きつける魅力が備わっていましたーーーそう、あのおもちゃ箱です。私はこういうおまけにめっぽう弱くて、グリコのおまけとかそういうものがついていると中身が気になって欲しくなるのです。それがたとえ、買った後しょうもなさにがっかりする一品でも、です。それから100円にも満たない値段も私を惹きつけるのには十分でした。フエラムネをひとつつかむと、店員が商品を並べているところに割り込んで牛乳も手に入れレジで会計を済ませました。
さて、このおもちゃ箱。どんなくだらないものが入っているのでしょうか。家に帰るなりフエラムネをオープン。すると中から転がり出てきたのは

おままごとセットのエビフライとポテトが載っかったお皿(赤)

でした。はいはいくだらない。分かってたけどね!でも捨てるのも忍びないのでうちのカプセルプラレール達のとなりに並べて飾っておきます。
さて残ったのはラムネですよラムネ。せっかくのフエラムネですからね、ピーピー吹いてから食べたいところです。でもこれパッケージに吹き方とか書いてないんだね、申し訳程度に注意書きがあるくらいだ。「吸い込む恐れがあるので手で持って吹いてください」と。ふんふん、手で持つんだね。私はラムネを横にして口に咥えました。息を出します。フューフューと寂しい音。なんか違うっぽい。今度は斜めに立ててみる。ピューフューと音が鳴る。あっちょっと成功?さらに今度は立てて口に咥える。ピイー。お、成功!調子に乗ってピッピッ、ピッーと吹きまくる吹きまくる。体育の先生とかフエラムネで行進の合図したらいいんじゃないか、勤務中ラムネ食い放題!とかそれこそおまけ並みにくだらないことを考えながら最後の一個を噛み砕いた。

そしてこんなアホみたいな駄文つらつら書いて英語の予習の時間つぶした自分を殴りたい。
written by iHatenaSync