かきたまじる

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刑務所入ってきた

刑務所入ってきた。

 

 

別に悪いことはしていない。全国矯正展というイベントが、この2日間松山刑務所で行われている。刑務所の施設見学ができるということなので、またとない機会であると思い、行ってきた。

 

フードコーナーや、全国の刑務所で作られた雑貨や服、家具などいろんなものが売られています。ステージでは、地元の学生がいろいろ催し物をしていたり、化学実験をしたりしていた。スタンプラリーもあった。スタンプの絵柄はいのとん(松山刑務所がある東温市ゆるキャラ)でした。かわいい。

 

ただ残念ながら、スタンプを集め終える前に景品配布が終了したそうなので、スタンプラリーの景品はもらえずじまいに。悲しい。

 

刑務所で作られた雑貨は和柄が多かったような。けっこうかわいいが、迷った挙句何も買わなかった。家具はけっこう、売約済みの名札が付いていた。

 

フードコーナーでは飲むかき氷とか、たこ焼きとか、B級グルメとか、からあげ、いろいろあった。からあげ食べました。食べてたらフードコーナーにみきゃんがやってきて、みきゃんが子供にデブとか言われてた。かわいそう。みきゃん以外にも、いのとんなどが来るらしいが、会えなかった。みきゃんは結構会う頻度高いので、いのとんに会いたかった。

 

自衛隊や消防の車両展示もあって、勧められるがままに自衛隊の車の運転席に座った。マニュアルじゃないのですかこの車。オートマ…?

 

で、刑務所の施設見学の話です。刑務所内は撮影録音不可、携帯電源オフ、荷物を落とさないように袋でまとめる、他にもいろいろ注意事項があって、厳しい。場所が場所だからか。人数確認されてから、入場。自分が先頭だったのでちょっと恥ずかしい。

 

刑務所内は、工場は学校の技術室みたいな感じで、教室もあるそうで、さながら学校でした。ただし外は見えない。たかーい塀で覆われてて案内標識しか見えません。

更生のため、職業訓練する場所が多い。理容の勉強場所があり、教科書や実際に被収容者が作った作品も置いてありました。

句碑を見た後、被収容者が生活する場所を見た。生活空間は、窓は少ししかないが、そこそこ広い…気がした。でも何人かぶんのふとんが敷いてあったので、あそこを何人かで使うのか。そうだとすると、狭い。

 

場所は独房とか監獄とかそんな名前ではなくて居室と呼ばれるそうだ。生活スケジュールの公開もあり、夜9時には寝るなど、かなり規則正しい生活。食べ物も管理栄養士が考えた、ちゃんとしたものが出るそうだ。ケーキなんかもあるとか。授業で、救護施設を見学したことがあり、救護施設入所者の生活スケジュールを教えてもらったが、似たような感じがする。

 

ときどき、年末年始をちゃんとした場所で過ごしたいとか刑務所に入るために犯罪する話を聞くが、確かにこれならありそうだ…と思った。

 

お土産に執務記録2017と刑務所で食べられているのと同じコッペパンを買って帰った。限定って言葉にひたすら弱いので、「ここでしか手に入らない!」と聞くと買って帰らざるを得ない。