読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かきたまじる

このブログは薬研沼どっぷりなガチャ好きのお子ちゃまがお送りします

三色ボールペンを私が破壊する顛末について語る

勘がいい人、そういう人がいるじゃないですか。例えばの話なんですけどね、クラスの中で恋愛関係になった男女がいたとする。それでまあふたりは恥ずかしいから秘密ってことで、とそのことを周りには言わない。言うとしたら家族、親友くらいなものでしょうか。ところがですよ、どこから嗅ぎつけてきたのか、おまえはゴシップ記者か、という勢いで2人の逢い引きを見つけて、こいつら付き合ってるんだぜーって、そんなことを広めちゃう、みたいな。

で、まあ、他人に対して勘がいい人っていうことなんですがね、私は自分の不幸に対してどうも勘がよいみたいなんですよ、うまく説明できないのがああもどかしい。そういうことにしといてください。

どう勘がいいのかというと、嫌なことが起こる少し前に、訳も分からないのに気分が沈むんですよ。そうですあれは曇りの日のことです、私はこれから楽しみにしていた場所へ繰り出すというのに、なぜか気分が晴れない。さあ蓋を開けてみれば、人間関係のいざこざがそこで私を待ってたんですけども、それは今回の話に関係ないのでまた別の機会で。

前置きがすごーく長くなりましたが、まだ続きます。やっぱり昨日もですね、気分が晴れなかったのです。あれ?なぜだろう。気分がよくない。ああこれはと私は確信しました。

悪いことが起こる、と。

でもなんなんですかね?その日の予定ちょっと出かけるくらいなのに…

大学に行ってサークルボックスを覗くのです。そしたらまだ1人しかいなくて、あれーなんでだろーって思ってたら自分が時間を1時間間違えてました。はい、スケジュール管理が行き届いていない馬鹿ですね。

でもそれではないようです。もやもやはまだ晴れません。

それからややあって留守番していて、ふっと思うわけです。

暇。

かまってくれかまってくれーって言えたら楽なんですけどね、ひねくれてるのでそれはできないしやらないしていうかそんなはしたないこと絶対やらない。

じゃあ何をするのかというと、ぎりぎりのアプローチをしていくという発想になるんですね。で、ここに手帳があるでしょう、その手帳にはペンホルダーがついておりましてね、ペンホルダーにはペンが収まっているんですよ。

たぶん私以外の誰も、いや小学生くらいは思いつくかもしれない、いや、今日日幼稚園児でもそんな馬鹿なことはやらないだろう。

右手で手帳を持ち上げて、高く高く天高く持ち上げて、思い切り左手に手帳を叩きつけるという遊びを思いつきました。たぶんこれやるとね、ペンホルダーからペンが勢いよく飛び出していくと思うんですよ。スリルがたぶん欲しかったんでしょうね。これやってる間、ずーと部屋の扉開いてたんですよ。どれくらいの勢いで叩きつけたら、ペンが飛び出すか、途中でさっき出て行った1人が戻って来やしないかとか、そういうスリルがね、魅力的だったんでしょう。

やったら2回目ですぱこーんと、それはもう小気味いい音で飛んで行きましたよ、ペンがね。さすがに慌てて拾い上げたあとくらいで、先ほど出て行かれたもう1人が戻って来たので、普通に戻ります。

人が悪かったのかもしれません。その時の気分はハイでした。

それからしばらくするともう1人やってきて、部屋も少し賑やかになってきます。そうだ、手帳に何か書こうと思ってペンをカチカチノックします。ノックしたんです。ノックしたんです。でも、でてこないんですよ。ペン先が、ちょっと顔見せるだけで、でてこないんですよ。

玄関開けてさあ出ようと思ったら、ドアチェーンがかかってて出れなくて、ああそういえば、きのう防犯サイト見てためしにチェーンかけてみたんだった。はじめてかけたから解除にすげー手間取って、なかなか玄関から出れなくてイライラしちゃう。まったくもう!

…そんな感じで、出ないのですペン先が。嘘だろ。

大金はたいて買ったのです。まさに、これが、私の運命のペンだとか思いながら、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したペンだったんです。まだ、一ヶ月も使ってなかったんです。

ショックなんてものではありません。そりゃおめー、なんか不慮の出来事で壊れちゃったならまだ頷けるさ。でもよ、自分がスリルを求めて子供みたいなことしたせいで壊れたんだぜ。ショックなんてもんじゃあない。かける言葉はただ一つ。馬鹿かお前は、とどこかで聞いた刑事の台詞を引用してみます。

まあこれほどのダメージを受けるとですね、無表情ではいられなくて全身に出てしまいまして、哀れよのう自分、という感じで、大丈夫ですかと言われて大丈夫ですとか返すけど全然大丈夫じゃなくて、今ここで吐き出すの、3回目。

悪い予感は今日も的中しました。たまにはいい予感も味わわせてくれよ。
written by iHatenaSync