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かきたまじる

このブログは薬研沼どっぷりなガチャ好きのお子ちゃまがお送りします

僕はただいまが言えない

こないだね、ちょっと部室から席を外したんですよ。トイレ行きたくてね。ちょっと失礼しますと一言断って、出て、戻ってくる。そしたらね、おかえりと言われるんですよ。おかえりと言われたらみなさんなんて言いますか、ただいまですかね。

ぼくこのただいまが苦手なんですよ。なんていうかさ、そのとき、ただいまって言うしかないけど言えなくて、ただいまであります、とか、言ってしまってね、お前は武士か。そうでなくてもいつも小さな声でただいまですとか変なことを口走るのがぼくです。

で、なんで言えないのか考えてみたんだけど、そういや挨拶ってどれも苦手なのね、ぼく。たとえばおはようございます。とか。おはよーって言えるのはごく一部の親しい人間を前にしたときだけですよ、ございますをつけないと、なんか心持ちよくないんですね…

そう、おはようございますには、おはようとおはようございますって2パターンあるので、丁寧に言いたい相手用、親しい相手用と使い分けられるじゃないですか。あ、でも、親しくてもけっこうおはようございますって言ってしまう。しかし、ただいまには、それがない。ただいまでございますとか言ったら絶対怪訝な顔待ったなし。お前はサザエさんか。

いや、おかえりと言われる時点で、相手がこちらに感じている親しみ度はただいまを言えるぐらい親しい相手だと認識されているのかも。いや、そうだ、そうだろう。…なぜ憎まれ口は叩けてもできないんだ挨拶ごときが!!

そういえばおかえりだったらおかえりなさいとかあるなあ、ただいまは…ただいまなさい…変だな。これ以上ただいまについて考えるとただいまがゲシュタルト崩壊する。ただいまー、って軽く言えるようになりたい。こんなこと考えないで済むように、気軽に挨拶がしたい。

同じような問題にこんにちは問題というのがあります。こんにちは問題とは何かというと、昼にあった友人の挨拶のことです。昼、たとえば3時26分に友人の姿を見かける。何か挨拶しようと思う。こんにちはが時間帯的にありえそうだ。しかし、こんにちははおはよーと違ってある程度丁寧だ。こちらもただいまと似ていて、ただいまは砕けた表現で丁寧表現がない(はずだ)が、こんにちははその逆で、丁寧すぎて砕けた表現がない。こまる。迷いがちにおはようとか言う昼下がりというわけだ。

さてこの問題を軽々クリアする挨拶マスターの諸君は、ごくふつうに「やあ」とか、手を挙げるとか、手を振るとか、あるいはそれらを組み合わせるとか、とにかく難なくクリアする。さてさてただいまも言えないぼくに、それらは高等テクニックすぎるのだ。

じゃあどうするのというと、極力突然友人に出会うのを避けるということになる。街中で偶然会っても知らんぷりを決め込む。向こうから声をかけてくれれば占めたもの、とぐらいに思ってるのだ。

おかえりとただいまを気軽に言える人になりたいと思いつつも努力をしない、今日も全力で言わないで済むような努力をするのがぼくである。



written by iHatenaSync