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かきたまじる

このブログは薬研沼どっぷりなガチャ好きのお子ちゃまがお送りします

期待なんか、捨てちまえよ

しばらく会わないと、妄想ばかりが先走る。あんなことをされたい。ああいうふうに言われたい。いろいろ、いろいろ。

 

でもやはりこうして会うと、妄想が打ち砕かれるのを感じた。ああ、やっぱり、あんな気弱な電話一本、よこしてくるような人だけど、別に私のことが特別とかそんなんじゃないのだ、と。

 

ちゃんと好きな人はいるし、自分の言葉に責任を持たない、いつもどおりのきみだ。さっきまできみと一緒にいたことなんて、本当だったのかなあ、と思う位、自宅のこの座椅子とこたつはあたたかくて、少し一眠りして夢でも見てたのかもしれないなあと思う。

 

ただ、ただ、がっかりしているのだ。何もなかった、ということに。期待なんか、しちゃいなかった。でも、「ホワイトデーは期待していて」ときみは私に言ったから。だから私はそれなりに期待してたのに。14日は、会わなかったから、LINEのひとつでも来るかと思ったら、まあ、来なくて、でもいつか、会った時何かあるんだろう、と期待は捨てずに持っていたよ。

 

でも、そんな期待はポイ捨てせざるを得なくなった。さっき、ご飯を一緒に食べた、お店の駐車場に、捨ててしまうしかなかった。何かあるかもしれないから、いつもの小さめの鞄じゃなくて、少し容量のある鞄にしようなんて、考えてたのが馬鹿みたいで、悲しかった。悲しい気持ちと怒りがごちゃ混ぜにされて、なんだかもう分からない。なんでこんなののこと、私はいつになっても忘れられなくて、あまつさえ、来年離れ離れになるということが、胸を締め付けるほどに辛いのか。毎晩のように、枕を涙で濡らす、その理由が、わたしのことなのにわたしが一番、分からない。どんなひとよりも、どんな異性と笑っていても、あなたが、ずっとずっと、一番、大切なひとだった、その理由がわからない。

 

なんにも言えないのが悔しいから、わたしはあなたに言った。「嘘、ついてないってあなたは言うけど。ついてるからね。嘘。」

 

あなたはきょとんとして、何のことだか、って顔をしている。うん、それでこそ、きみだよ。そういう、細かいことすっからかんに忘れるのがいつものきみ。どうせ、来月の誕生日なんか覚えてなかろうよ。昨年末ーーー私があなたの誕生日を祝ったときーーーに、私の誕生日を教えたけれど。どうせ、今年も忘れてるんでしょうね。まあ、別に、祝ってくれなくたって、どうってことないよ。きみ、私の彼氏でもなんでもないし。そう、友達、ただの友達ってやつ。

 

ただそういう細かいことをスルーされるたびに、ああ、私があなたにとって、もっと大事な人だったら、きちんと祝ってくれるんだろうな、とか。忘れ去られるような、そんな存在にしかなれなかったんだろうな、とか。

 

つまり、あなたにとって私はたいしたことのない奴なんだと実感させられるので、ひたすら悲しくなるのです。

 

いつかあなたが最初からわたしのために計画を立てて、どこかへ連れてってくれるような、そんな絶対にこない、いつかを夢に見続けて、はや1年と半年が、過ぎようとしています。きっとこれが、わたしでなく、あなたの、好きなひとだったら、きみは、一生懸命、デートコースを練るのだろうな。ちゃんと愛情表現をするんでしょうね、そんな存在に、なれるいつかは、こないのに、いつか来るんだなんて、いったいいつまで、信じ続けてるんでしょう。

 

期待なんか、捨てちまえよ。そんなの、とっくに分かってるのに、なんで、なんで、捨てることができないんだろう…