ハッピーシュガーライフの8巻を読み終えました。
8巻は5巻で殺害されたしょーこの死体隠滅や、さとうとしおがおばさんの協力のもと、海外逃亡を図るといった内容です。
5巻以降、ずっと気になってきたことが書かれてるので読み応えがあります。
おばさんとさとうがお互いの「愛」について話す場面は、そこでおばさんにそっぽ向かれたらどうするんだろう?と思ったり、「おばさんの愛は違う」と言い放つさとうに、殺人してまで守り続ける愛ってのもねぇ…とつっこみたくなったり、読んでて楽しかった。
さとうは海外逃亡を図りますが、パスポートはすーちゃんから入手。お久しぶりですね。さとうのこと好きすぎて何から何まで真似しようとして、履歴書に嘘の住所を書いていることを見破ったエピソード以来でしょうか。ちなみに8巻、すーちゃんの本名が分かります。
かなり順調に進んでいっているので、成功しそうではありますが、たぶんそう簡単にはいかないんだろうな。さとうとしおが国外逃亡を着々と進めていく裏で、あさひがしょーこから入手した例の写真をもとに、三星を揺さぶり、さとうの名前、さとうの住所を手に入れようとします。まあたぶんその住所は出鱈目だと思うのですけど。
あさひはしょーこと連絡が取れなくなってから凶暴になっています。父親を彷彿とさせるような。でも父親と違って根っからの悪人になってるわけでもなさそう。あさひと三星はしおを巡って対立。三星があさひに殴られた時、こいつも死ぬのかと思ったら生きてた。
個人的に、この二人は手を組んだ方が絶対いいと思う。
あさひはどこかへ消えていき、三星はさとうの住所へ一直線!
さとうがおばさんから「私はしくじったりしないから、あなたは気をつけてよね」と言われるのは、さとうがしくじるフラグなんだろうか。お風呂の中でしょーこに撮られた写真のことを考えるさとう。足がつくとしたらあれなんだろうか。
5巻でし損ねた結婚式をして8巻は終わります。嵐の前の静けさみたいな巻でした。
おそらく9巻ではしょーこの捜索願が警察に出されると思われます。6巻7巻と2つも挟んだのでかなり時間経過したように感じますが、作中ではそんなに経っていないようです。よくよく考えてみれば7巻はほぼ回想みたいな感じだったしな。
アニメ化もされるので楽しみに待ちます。
アニメ最終回の感想です。衝撃的なアニメオリジナルの終わり方でした。
完結しました。