かきたまじる

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WELQが炎上して思ったこと

キュレーションメディアのひとつWELQが炎上し、全記事非公開になった。少し前の出来事である。なぜ炎上したかというと、医療情報サイトなのにいい加減なことを書いていたこと、他からのパクリがひどかったからだそうだ。

 

そして他の同じ系列のキュレーションメディアもぞくぞく非公開に。唯一運営元が違うことで非公開を免れたメリーさえ、記事の大半が見られなくなり、そしてやっぱり非公開へ。

 

これを見て思うのは、ネットの情報を鵜呑みにしすぎてはいけないということだった。Googleなどの検索サイトで上位表示をさせる方法をSEO対策というが、ウェルクはこれがすごく上手で、たいていの病気・症状を検索すると一番最初に表示されていた。

 

大概の人はGoogle検索上位のページを何個か見る程度なので、間違いだらけの医療情報を鵜呑みにしてしまう。

 

私もそうだった。ウェルクを何回か参照したことがあったし、メリーだってすごく見ていた。そして今考えると怖いのは、この情報は正しいのか?ということを露ほども思わなかったことだろう。当然ながらソースを確認することはしない。

 

そもそもだ。ソースを見に行く、ていう行為は面倒くさい。そういうのをしたくないがためにまとめサイトとかキュレーションメディアを見るのであって、わざわざ面倒くさいことをするのは本末転倒のお話だ。

 

儲け重視で、正しい情報を集めてこなかった運営は当然罰されるべきだと思うが、自衛もある程度しなくてはならないと実感した。

そして正しい医療情報ではなく誤った医療情報を上位表示する検索サイトも少し問題に感じるところがあるが、それはそれはとりあえず置いておく。

 

今回のことで、ネットの情報は参考程度に考えておいて、生死に関わるような大事なことは、本とか別の手段で改めて確認すべきだと思った。