Fateのヘブンズフィールが映画化。三部作の最初が先日公開されましたので、見に行きました。
筆者は桜ルート最後までプレイ済みですので、それを踏まえた感想になります。ネタバレガンガンしますので、桜ルートやってなくてネタバレ嫌なら回れ右推奨。
物語は桜が士郎の通い妻になった経緯から始まりました。桜の献身っぷり、かわいいなー、この子がラスボスになるんだよなぁ…でもかわええー、と思いながら見てました。セイバー召喚までカウントダウン。聖杯戦争始まりからの、セイバー召喚、このあたりはダイジェストになってました。
桜が姉の凛と自分を比べてコンプレックスに思っていることがとてもよく分かります。(セリフうろ覚え)
序盤
士郎は、凛にプリントを拾ってもらう桜に遭遇し、声をかけた。そこで、桜が言うより早く、「あれ、遠坂だよな」と言う。ここでの桜の表情変化が私好き。
リボン触りながら「遠坂先輩、綺麗ですよね、かっこいいし…」
中盤くらいにも、リボン触りながら凛のことを話す桜。必ずリボンをもじもじ触っている。このリボンは凛からのプレゼントだったっけな。
一方の凛も、桜が聖杯戦争に巻き込まれることを危惧した士郎が相談した時に、桜のことをやや…気にかけているような、そんな素振りを見せた。
さらに、白ワンピース姿で士郎の元に現れた桜、士郎に話したいことがある、というワンシーンでも、桜のコンプレックスを強く感じた。
士郎が養子であるという話で、桜は、「先輩はまわりがいい人だったんですね」とひとこと。
何気なく聞いてるとそんなに変わったセリフに聞こえないが、桜が凛の妹であり、遠坂の家から間桐の家に養子として引き取られ、そこでいろいろやられたという経緯を知っていると…この「は」にいろいろ感じるものがある。
桜の心情とかいろいろ、考えながら見てると彼女の一挙一動が今あるものに思えて面白い。
あと桜の「先輩」はめちゃくちゃかわいい!!!
なんなんですかねあれ!!!原作プレイ時からずっと思ってたんですけど、かわいすぎだろ!!!!
「おはようございます、先輩」
「先輩、どこ行ってたんですか、こんな怪我までして…」
「先輩」「先輩」
桜におはようございます、先輩って言われたい。
その一方で、サーヴァントたちの戦いに痺れた。かなりかっこいい。
セイバー、ランサー、ライダー対真アサシン。
とくにランサーはかっこよかった。ただ、あんな派手に暴れまわっちゃ、トラックの運転手可哀想じゃないか、と思った。あと、ランサーが槍置いて突然アスリート走りしたのは笑った。でも最後、宝具間に合わなくて死亡。悲しい。
セイバーはインビジブルエアが効かない上に結局黒い影に取り込まれてしまった。次出てくるときはセイバーオルタなんでしょうな…セイバー好きだけに、やはり悲しい。
ライダー対アサシンは、セイバーの時とはかなり違う強さを発揮。セイバー相手にした時のライダーは弱すぎ…セイバー武装すらしてないのに一瞬で負ける。これが正しいマスターの力か。
原作ではいつのまにか死亡していた葛木先生とキャスターも、死ぬまでの経緯が描かれていた。キャスターってあんなに美人なのか。あとアサシンもちょろっとだけ、登場。
桜と戦闘シーンが見ててよかったヘブンズフィール第1作は、セイバーが黒い影に取り込まれるまでを描いてました。ちょこちょこ端折られてて、神父の飯とか唐突に思えるシーンもありましたがわりと満足。次は2018年公開だそうです。首を長くして待ちます。黒桜が大スクリーンで暴れまくるのを早く見たいです。