かきたまじる

駅メモ・リヴリー・ノベルゲームが好き

展覧会の絵の中から抜け出せない

展覧会の絵というゲームブックを11日からプレイしている。あんまりにも面白いのでどこでも持って行き、アドベンチャーシート(ご丁寧にも、それは本で用意されたものをプリントアウトしたものであり、特徴的なデザインである)を広げ、消したり書いたりを繰り返してはサイコロを振る私の姿は大変滑稽だ。

まわりの皆さんの声
「化学式解いてるの?」
「本読んでるって?…違うじゃん。え?電子書籍?まぎらわしい!」
「学校の課題?」

いえちがいます、これはゲームブックなのです。くそう、アプリ版が消える前にやっておけば、このような辱めを受けなくて済んだのに!(アプリ版ではアドベンチャーシートもサイコロもいらない!おまけに音楽付きだったそうだ!)ああ、なぜ、買わなかったのだ、当時の私よ!

そんな展覧会の絵だが、生易しくはなかった。

まず最初詰まったのは、一枚目の絵の中でぐるぐると迷子になったことだった。適当に進んでいたが全く抜けられる気配がない。紫水晶を何度も取りに行ってしまい、船に乗ったりガーネットを流されたり…何度もした。これらはマッピングすることによってゴールまでたどり着くことができた。まだまだ序の口だった。

2枚目の絵では砂の王との戦いがある。サソリにさされたりしつつも倒せた。3枚目の絵でミノタウルスと戦った、と思う。4枚目かその辺で鳥になるわけだが、ここがきつかった。ハゲタカに何度も殺され、最初からやり直しを余儀なくされた。そんな4枚目もクリアーして5枚目。シュミイレとサミュエルだが、このあたりで金貨が尽きた。さらに弦もなくなり、にっちもさっちもいかなくなった。

気を取り直して5枚目までたどり着き、なんとか6枚目へ…しかし、いたずらに弦の数は減っていき、ゲームオーバー。この本では死の選択肢は14ではなく13らしい。いったいいつになったら記憶を取り戻せるのだろうか。
written by iHatenaSync