終わったので感想を書きます。ネタバレあります
るーすぼーいさんのことは無能なナナで知っていたのですが、過去作のことはあまり知らなかったので、教えてもらいました。無能なナナは二転三転するストーリーがすごく面白かったのですが、それよりも面白い!と言われて期待度高めではじめました。面白かったです。
「命をかけた純愛」のキャッチコピーに違わない純愛を見ることができました。
各ヒロインもみんなかわいくてよかったです。
椿姫は家族を守るところとかラストシーンで主人公のことを信じて待っているのが感動しましたし、花音は母親との確執や、最後の演技、頭を下げたところで感動しました。
水羽はツンツン過ぎてどうやって仲良くなるのだろうと思ったら、単に無愛想だっただけで、個別ルートに入った瞬間デレはじめて甘えん坊になり、成長する姿を見ることができました。
長っ!と思ったが成長したんだなーとも思ったせりふです。(パソコンをスマホで撮っただけなので粗いです)
そんでハルちゃんですが、水羽との分岐は立てこもりで警察を呼ぶ呼ばないでした。警察を呼んで水羽ルートに入るとあっさり立て籠り事件が解決してしまうんですが、ハルルートではユキとハルの頭脳戦のような展開になります。ユキもかっこよくていいなと思ったんですが攻略対象じゃなくて残念。
ハルルートに入るまで魔王の正体については主人公の二重人格・兄弟のどちらかを考えていました。かなり二重人格であるように思わせるミスリードだらけで途中まで二重人格だと思っていましたが違いました。
ちょっと鳥肌がたったシーンです。
あと魔王の声が好きです。わたしこういう声が多分好きなんだろうな。
魔王は復讐のためにずっと生きてきたような感じで、まあやったことを考えたら生きてちゃいけないだろうがなんだかんだ言って生きてるでしょ?みたいな感じに思ってました。死んだと思ったら生きてた!が2回ほどありました。頭が切れます。
最初はなんか非道に感じてたけど、主人公も終盤はかっこよかったですね。
もっと鳥肌がたったのはエンドロール後の展開、
これで死んだと思ってたらですよ
魔王「会いたかったよ、宇佐美」
は?
生きてたんかい!!!
ハルと同じ顔してたと思う。
そのあとの展開は苦しいような感動するような…ハルを殺人者にしないために必死に庇う主人公、せっかく再会できたのに離れ離れになるなんて…と泣くハル、ハルルートなのにハッピーエンドじゃない!(ハッピーエンドが好きなのでつらい)
しかし、8年後…
釈放された主人公の前に親子が現れる。成長したハルとその娘なのだが、てっきり他の男の子供と思いきや「7さいだよ、おとうさん」で仰天。このセリフから幼少期からずっと好きだった男をひたすら想い続け、投獄されてもずっと待っていたハルちゃんの姿を想像してすごく感動しました。きょうはおとうさんに会いに行くよ、とでも言っていたのでしょうか。これこそまさしく純愛でしょう。キャッチコピーが胸に染みます。
5章のはじまり・最終章好きすぎて3回ぐらいリピートしてきた。
ところでこれをかきたまじるに書くと、珀桃さんはエロゲするんですか!!とびっくりする人がいるかもしれません。
特にTwitterでの私を知ってる人が見たら驚くかもしれないなと思ったんですが、ここ、かきたまじるというブログはもともと私の遊んだゲームの記録ですのであまり気にせずに書くことにします。いままでこういうのは別のブログに書いてたんですが、あとから見返した時の視認性が悪いため気にしないことにしました。わたしはノベルゲームが好きなので、面白いと言われたらだいたいやります。