かきたまじる

駅メモ・リヴリー・ノベルゲームが好き

闇金ウシジマくん

結構昔からちょっとずつ読んでは離れ、読んでは離れていた漫画です。理由はリアル寄りな絵柄とか描かれてる内容のえげつなさとかについていけなかったからです。

 

しかしながら先程全部一気に読んでしまいました。

 

最後は自分にとっては衝撃的だったので泣きました。しかし冷静に考えてみるとああいうラストシーンになるのもそれはそうなのだなと思いました。それでもやはり、肉蝮とかハブとか滑皮とかさんざん怖い人から狙われてもどんでん返しで返り討ちにしてきたのを見ていた私としては、あれで死んでしまうのか…と非常に衝撃で涙が出たわけです。

 

あまり最初の頃は覚えていませんが「フリーターくん」の話から面白く感じるようになり「洗脳くん」で震え上がり、ラストの社長登場のくだりから不気味だったウシジマくんが一気にダークヒーローになりました。「フリーエージェントくん」では自分が最近似たような詐欺に合いそうになったこともあって食い入るように読み、「ヤクザくん」からは滑皮やえざきとの関わりを見ては笑ったり震え上がったり、いろいろと面白く、かれらが出てきた最初の頃を振り返っていました。若い頃はただ気持ち悪い漫画だなと思ってたんですけど、今読むとすごく面白く感じたので、わたし年取ったんだなあとも思います。まあいうてもまだ20代後半なんですけどね…、ドラマとか番外編も追いかけて

みようかなと思いました。良い漫画です。

 

あとウシジマくんで印象に強いのが見開きです。かなり多い。インタビューを読んだら読者の気を引くために5ページに一回は入れているとのこと。聲の形を読んだ時も思ったんですが、やっぱり見開きはわくわくするから、ウシジマくんみたいな印象に残る見開きを描きたいなと思いました。