かきたまじる

駅メモ・リヴリー・ノベルゲームが好き

いつか高木さんのように、あなたをからかいたいの

からかい上手の高木さん」を本屋で見かけたのは、昨年の秋頃であった。帯に踊る「からかい女子ブーム!」という文字。なんだこれ、と手にとってみる。裏をひっくり返してみたが、特にあらすじとか書いてなかった。

 

からかい女子という言葉が目に留まった理由はたった一つだ。かの友人、である。この異性の友人はやたらめったら私をからかってくるのだ。いつもいつも、してやられ、悔し涙を飲むのが私なのである。ああーもう、もう、いつか、見てろよ!と思ったこと、一度や二度ではない。

 

この漫画を読むことで、友人をからかうヒントが得られるのでは無いか、なんて考えて1巻購入。が、1巻の時点ではふつうだった。そこまで言うほど?というのが私の感想だった。だから2巻以降を買わなかった。

 

…ところがある日、高木さんLINEスタンプが出ているのを見つける。私は知っている漫画のLINEスタンプは買うことにしているので、高木さんも当然購入した。イラストに文字がどーんと強調されたデザインで、自分はいまいち気に入らなかったのだが、買っておいた。

 

後日、件の友人からLINEで煽られる。いつもみたいにやられてたまるか、とやや上から目線で返答しつつ、高木さんLINEスタンプを合わせて送って見た。高木さんみたいにからかってやるんだ!と、そんな心持ちで。

 

ま、あの天邪鬼が高木さんごときで陥落するかといえば……したのである。ただ、彼が高木さんをものすごーく気に入った、という形で。このときの私の心境は微妙だった。高木さんでからかえた…ような気はするが、(次元が違うとはいえ)新たな敵を増やしてしまったのでは?!注・わたしはこの友人に半年近く片思いしています 向こうもそれを知っています

 

それでも彼が高木さんを気に入ったのだから、続きは全部読もうと思い、次の日、全巻購入。すると、読めば読むほど悶えるんですよ、高木さんと西方くんに…!!!

 

高木さんもどんどんかわいくなってくし。高木さんのかわいさに気づかせてくれてありがとう!と、このときばかりは友人に感謝してもしきれない。高木さんの西方くん好きなところが、ね、読んでいるこちらにひしひしと伝わってくると言うかなんていうのかな…

 

そんな高木さんの5巻が先日発売。

 

想い出、クリティカル、と衝撃的な展開が続くから、買って損はないだろう。ついでに言うと、台風にはしゃぐ高木さんかわいいから、一見の価値あり。

 

ただ、5巻におまけで高木さんメッセージカードがついてきている。これを早く知っていたら、チョコレート渡すときに添えてたんだけどなぁ。ま、来年に残しとこうかな。来年は来年の風が吹くかもだけどさ。