かきたまじる

駅メモ・リヴリー・ノベルゲームが好き

就活2018

ひとまず希望業界からの内定を得たので終了した就活。膨大なパンフレット、ノート、記録…部屋の隅の掃き溜めになっています。見苦しいのでもう片付けようと思い、捨てはじめました。

 

でもなかなかたまったものを捨てるのは大変で、見てると思い出がいっぱい出て来ます。これは、そんな取り留めのない記録です。

 

2016年11月、大学2年次より頑張っていた資格習得を諦めた私は、将来を真剣に考えなければと一念発起し、地元で行われたインターンシップフェアに参加。話上手な採用担当者たちにただただ驚くばかりであった。

 

2017年1月から怒涛のインターンシップスタートとなった。いろんなところでいろんな経験をしながら、まだ志望業界を決めきれず、エンタメ、小売、製造、福祉、、、さまざまな会社を見ていた。

 

2017年3月、都会で働きたいと思うようになり、マイナビの合説に参加。あの、風物詩と化した合説ですね。ただ、ぶっちゃけこれはいい経験にはなったが、後につながったものは一社もなかった。ただ、都会で働くならそれなりの頭がないと駄目だということを知るよい経験にはなった。

 

同時期に、都会就職が夢にあったが、失敗するリスクの方が格段に高いことを鑑み、地元でも就活を並行して行っていた。そのため都会と地方を行き来することになり、貯金が5月の時点で底をつく。

 

都会での就活では場違い感が甚だしかった。一番印象的なのは、IT会社での一次選考であった。営業のシミュレーションと、グループディスカッションが一次選考だったのだが、まず、シミュレーションで私はこともあろうに、のっけから「営業は苦手なんですよ」と自分のマイナスアピール。わざわざ東京まで出向いて何がしたかったんだ、とわりと恥ずかしい話である。そのあとのグループディスカッションでも大した活躍できず、会社を出る時の採用担当者の挨拶が「ありあとーっした」みたいなぶっきらぼうな言葉だったことで、もうここ駄目だなと確信した。営業職については、ここともう一つ、人材会社での営業シミュレーションを経て、自分が営業には向かないと確信したので、営業職は以来応募しなかった。

 

前述のIT会社だが、他に受けに来ている人の大学名はそうそうたるものだった。私みたいなやつが来るところではなかった。とある都会の製造会社の一次選考でもやはりそうそうたる顔ぶれが揃っており、自分のメンタル的にも勝てなかった。高校の時もっと頑張っていれば…を痛感した、都会就活となった。いくつか親身に話を聞いてくれたところも、あるにはあったが、最終的には結局、音沙汰がなくなった。

 

そんな感じで都会の合説へ行って、少しでも興味あれば即応募という数打ちゃ当たる戦略をとり、全て駄目となった。交通費が痛い。何社落ちたのか、もう数えていないが、少なくとも10社以上から祈られたと思う。

 

祈りといえば、一つだけサイレントをかまされた会社があった。とあるエンタメ会社だ。説明会、一次選考ではとても親身になって話してくれてよい印象を持ったが、2次面接ではしどろもどろな回答しか出来ず、そのままサイレントお祈りされた。面接会場が、自社会社であり、なおかつよく行くゲームセンターだった。大変気まずいので、以後もう行っていない。おそらく同じ系列の店にも入らないことだろう。建物を見るたびに、ああ、サイレントお祈りしやがった会社だ…と気分が沈むからだ。

 

こういう風に、親身にされても落とされることが続くと、段々疑心暗鬼になってきて、目の前のニコニコしている面接官が自分をどう落としてくるか、そういうことを考えては気分が滅入った。まあ普通に考えてみれば採用側も変なの入れては大変なので、真剣なのだろう。

 

なかなか上手くいかない就活、周りからちらほらと内定獲得の話が聞こえてくるようになった5月のころだ。小売会社の面接を受けた。その会社は小さい頃からよく行っており馴染みのある会社だった。結局落ちてしまったのだが、採用担当者から電話で不合格にされた理由を教えていただいた。それは志望動機が弱いことだった。その電話で奮い立ち、翌日からの残っていた選考を進めた。正直なところ、落ちてしまったが、この採用担当者のアドバイスによってかなり立ち直り、以後への面接に大いに役に立ったので、受けてよかったなあと思っている。

 

実際にこの後にあった面接でのフィードバックでは、明確に働くイメージができていると褒められた。

 

そしてついにたくさんあった持ち駒は3社のみになった。いずれも最終面接まで進み、全部落ちたらどうしようと悩みつつも、一番最初の面接に出向く。そこの面接で受かったので杞憂となったが…迷いもあるがご縁のあったところで頑張ろうと思い、他の2社には選考辞退の旨を電話して就活を終えた。

 

個人日記-就活のカテゴリで当時の気分を日記にしています。今読むと思い悩んでたことを昨日のように思い出せます。