5巻ラストにてしょーこちゃんの脱落という凄まじい展開を迎えたハッピーシュガーライフ。
そしてお城を捨てる覚悟をしたさとう。展開が気になりすぎるので、あとシールもあるので、ガンガンジョーカーを手に入れた。
ちなみにシールはこんな感じ。
ぽわぽわーとした可愛い絵柄に混じって狂気じみたさとうもいるよ。スケジュールシールは単行本の表紙絵が使われてて、誕生日、給料日、レッスン、ランチ、休み、旅行、買い物、仕事、の事柄がある。
気になる内容は、しお大活躍!である。
あとしおちゃんの過去回想。
25話 不完全な少女たち 簡単なあらすじ
さとうはしょーこちゃんを退けたあと、中身がなくなったように倒れ込んでしまう。しおちゃんはさとうをなでなでしたり膝枕したりいろいろするが、一向に目が覚めない。そんなさとうの姿を、しおちゃんはかつての母の姿に重ね合せるが…。
さとうにとってしょーこちゃんは、何も感じない、他大勢と一緒と口にしたものの、一緒ではなかったのでしょうか。倒れたのはそのせいかなと、邪推。
思い返せば、さとうは始末してきた人間を思い浮かべたとき、しょーこだけは何か思うところがあるようだったし、
さとうとしょーこが言い争う台詞なしのところで、さとうが出会った人みんなにバツをつける見開き、あそこ、しょーこちゃんはつけられてなかった。しょーこちゃん登場コマはいくつかあったのだが…別のコマの下敷きになってたり、見切れてたりしてます。
そんなしょーこちゃんだけに、殺した後はやはりさとうにとっても負担が大きかったのでは?
そしてしおの過去回想だが…
しおの母が虐待されてるところをしおが見ているような形で進みます。しおは守られてばかり。
しおの過去回想と交互に、しおの頑張りが描かれますが、所々に表れる、しょーこちゃんを始末した後のもの…しょーこちゃんの死体はどうしたんだろう。
しおの過去回想の中に母親が見開きで描かれるシーンがあるけど、ほぼ同じ構図で、虐待にポジティブに考える母と、ネガティヴに考える母が描かれているところはびっくりした。
虐待に耐えられなくなった挙げ句の果てにしおは母に捨てられてしまったのだろうか。
母親にいらないと言われたしおだけど、さとちゃんがいるから大丈夫、さとちゃんもそうでしょ?とさとうを撫でながら考える。
しおちゃんもいろいろ思うところがあってさとうに懐いているのですね。共依存的な関係…なのだろうか。しおがさとうに懐く振りをしていて、密かに脱出チャンスを探している…っていう想像もしましたが、なんかそうではなさそう。
私たちは不完全だから一緒にいなきゃ
としおは思う。
そういや、不完全、5巻の1208号室の彼も言ってましたね、似たようなこと。ハッピーシュガーライフのキーワードになるんだろうか。不完全。
その後しおは何か痛みを思い出すのだが…
ちょっとまだよく分かんないです。ここは。なんの痛み?
そのあとさとうが目を覚まします。
しおちゃん側からさとうへの思いが描かれてるのが新鮮で、先が気になる終わり方でした…
でも単行本派の私は次の単行本が出るまで待つのです。付録付いてたら買うかも。
5巻感想はこちら
4巻感想はこちら
ハッピーシュガーライフ 4 感想 さとうの叔母の存在が明るみに - かきたまじる